シルバーアクセサリーの制作講座

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「手作り」と言われる一品製作のシルバーアクセサリーの作り方を、写真入りで希望される方が多いので、
メイキングのページを作ってみました。「キャスト」と手作りの違いも解説しています。
本来の意味のハンドメイド、つまり「手作り」のKuraを知っていただく参考になればと思います。

シルバーの熔解 基本のプレーンなリングを作ります。
 
使う道具
バーナー、耐火ブロック、皿チョコ、アケ型、坩堝ばさみ、割り箸、 硼砂
 
まず、材料になる板材を作るため銀をバーナーで溶かします。
銀は完全に溶けたとき酸素を吸って、固まる手前で急激に放出します。このときに出来る気泡や割れなどが品質を落とすので、硼砂をかけて炭素棒でよくかき回して酸素を抜ききります。他に薬品を使うこともあります。
Kuraでは、割り箸を愛用しています(^_^)

シルバーの流し込み-1

シルバーの流し込み-2一度、脱酸した銀からはバーナーの火をはずさないで下さい。
そのままアケ型に、落とし込みます。

アケ型から板材を取り出す

はい、板材の出来上がり。
 
ここまでの行程は、一般にキャストといわれる大量生産のアクセサリーと同じ原理です。
アケ型がアクセサリーの型で、出来上がった板材がアクセサリーの形をしている物と考えて頂ければよいと思います。実際は型が石膏で(金型もあります。これは超大量生産)、圧力をかけないと型に入っていきませんが、原理は同じです。

Kuraの品質の違いは、これをハンマーやローラーでぎゅっと締めるところです。この板材を削るだけの作業で形作るのとは違います。
キャストと一品制作の違いは"こちら"でどうぞ。
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