板材を丸める時や、リング状の部材を加工する時の台にします。
サイコロ状の楢(ナラ)材に、よく使うR(円の半径)をU字型に一個だけ彫ってあります。金属製のもありますが、部材に傷を付けずに手早くガンガン加工する時に便利です。特に板厚の厚いリング制作の時は活躍します。きっと、自分で作らなくても売っている木台もあるんだと思います(^_^;)
乱暴に扱える木台が一つ欲しかったので作りました。金床を差してある木台でも、あちこちにU字型の窪みが出来てて使っていますが、これの方が硬くて叩きが利きます。
他に、板材を曲げるあて物として鳥口金床※があります。芯金※を腹で支えて打ってもいいんですが、ケースバイケースで両方使います。
※鳥口金床:横から見るとT字型をしていて、横棒の部分が片方が平たく、片方が丸棒状になっている
※芯金:リング状へ成形する時に使う、先端へ向かって徐々に細くなっている金属の棒
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