ジュエリー・アクセサリーを楽しむコーディネートの基本です。
でも知ってたらご免なさい(^^ゞ

ファッションの世界でも縦ストライプの服が背を高く見せ、黒っぽい服が痩せて見えることはご存じのことと思います。
アクセサリーでも、着け方やアクセサリーの形によって着ける人の印象は変わってきます。ショウケースの中では素敵に見えたものも、着けてみたらあまりぱっとしないということはよくあることです。

イメージしてみてください。背の高くない太めの人がボリュームのある丸いブローチを胸元に着けるよりも、細長いシャープなブローチを胸元より顔に近い襟元などに、縦に着けたらどうでしょう。視線はすっと顔へのび、ずっとすっきり見せてくれるはずです。

このようにアクセサリーにも着け方の基本があります。商品を選ぶ参考にしていただければ幸いです。ただし基本は基本です。ファッションでも適度な崩しが必要だったり、徹底的なミスマッチが気持ちよかったりです。全体のコーディネートの中で応用してください。

なぜ形や大きさ、着け方にこだわるの？

下の絵を見てください。
　

A,	太線部分は左右で同じ長さです。右の方が長く見えませんか？
B,	小さい円は左右で同じ大きさです。右の方が小さく見えませんか？
C,	二本の太線は平行な直線です。左が広がって見えませんか？

このように実際とは違って見える現象を「錯視」と呼びます。これによって自分の長所のばしたり、短所を補正したりするのです。逆に長所をうち消したり、短所をよりはっきりさせてしまったりもします。