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剣山(けんざん)

剣山
生け花に使う剣山です。

研磨作業の際に、丸く切り抜いた布の束を軸に付けたバフ(羽布)と言われる回転工具を使いますが、使いたては毛羽立ちが無い為、研磨材の馴染みが悪く、また、軸もずれている為、地金※を叩いて研磨材を塗りつけるばかりで磨いてくれません。そこで剣山をあてて、おろしたてのバフを強制的に使い古しの状態にします。
据え付けで使う大型のバフは、この小さい剣山だと飛ばされて危険なので、手頃な手板に釘を数本打ち抜いた道具を作って使います。

一般的に、磨きには電動工具を使います。他に、電解研磨※やバレル※と言われる方法も適時使います。電動工具や研磨機材を使うと言っても、手作業部分の手を抜くと仕上がりが悪いばかりではなく、時間もかかる結果となりますので、制作物に合った段取りや研磨方法を適時使う事がポイントです。
研磨作業は研磨材や薬品を使うので、研磨材を吸わない、薬品処理を所定通りに行う事はとても大事な事です。バフ作業は集塵機だけではまるっきり不足ですので、簡易マスク以外のちゃんとしたマスクをして下さい。

※地金:ジュエリー・アクセサリーで本体に使う金属
※電解研磨:電気と薬品を使った化学的な研磨
※バレル:研磨材料と研磨対象物を容器の中で一緒にかき回す研磨

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