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鑢(やすり)

鑢(やすり)
見たままの鑢(やすり)です。

これ無くしては仕事にならない程、重要な道具です。使う人の好みも出ますし、当たりはずれもあります。この仕事では大きく分けて、国産の手切り鑢(組鑢)と、輸入ものの精密鑢(国産もあります)を使う事になります。

写真の真ん中以外は国産の手切り鑢です。手切りと言っても、大昔のように実際に一本一本手で切ってるか定かでありませんが、目の状態が手切り状態なのでそう呼んでます。目が微妙に乱れているので、切れが持続するのが特徴です。真ん中は輸入物の精密鑢です。
鑢は買ったままは使いにくいので、平鑢なら、コバの目のない方に飛び出している返りを研ぎ去ったり、笹葉なら、山になった部分を削り取って、より薄くしたり使いやすくします。切れなくなったり、折れた鑢も、傷取りに使ったりヘラになったりとずっと使えます。
国産の手切り鑢の大きさの単位は「組」を使います。定尺の材料から何本鑢が取れるかでサイズが決まったので、5本組、8本組、10本組、12本組などと小さいサイズとなっていきます。(5本組といっても5本セットって意味じゃないです(^_^;))輸入物はインチだったりセンチだったりです。

昔は結構あった鑢の注文制作するところも、随分無くなっているそうですが、ちゃんと残ってまして、木工用の回転工具へ付ける特別な鑢とか、南洋果物みたいな鑢は何に使うんだろう?って感じのおもしろいのが結構あります。木工用の鑢は削るぞ〜って感じがみなぎっていて好きです。

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